journal
準備も含めると4日間の高松滞在が終わり、東京に戻ってきました。
まずは、NISHI NISHIとへちま文庫、二つの会場にお越しいただいた皆様、関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。
多くの方に存在を知っていただき、オーダーもたくさんいただきました。
受注会をするごとに発見がありますが、今回も多くの気付きがある実り多き会でした。
今回がお披露目だったサンプルも好評で、「この襟がいい!」とオーダーしてくださった方もいらっしゃって嬉しかったです。
NISHI NISHIもへちま文庫も、雰囲気、ホスピタリティーともにすばらしく、自分自身がリラックスして皆様とお話することができました。
天候にも恵まれて、気持ちよく見ていただけたのが良かったです。
またいい季節に戻ってこれたらと思っていますので、タイミングが合わなかった方や、今回存在を知っていただいて、次は!と思ってくださっている方も是非お会いできたら幸いです。
これからシャツの制作に入りますので、オーダーいただいた皆様、お楽しみにお待ちください!
それではまた!
秋冬のサンプル紹介、今回は紺色にフォーカスします。
白いボタンで爽やかに着る夏の紺色も素敵ですが、これからの季節は濃い色のボタンを使って落ち着いた雰囲気の紺が気になります。
今回、ノーカラーとスタンドカラーの中間のような襟をご提案しています。
襟と玉縁ポケットは別布を使ってアクセントに。
生地の切り替えをしながらシックにまとめるコツは、やはりほぼ同じ色を選ぶことでしょうか。
また、ボタンも色を合わせて切り替え部分が取って付けたような感じにならないようにするのも、細かいですが大切な配慮です。
ギャザーを寄せるディテールも、クラシックで繊細な印象が作れて好きな方も多いはず。あまり生地が厚いと難しいですが、ご相談ください!
そしてこちらはかなりの変わり種、胸元が別の布で切り替わっているプルオーバータイプのロングシャツです。
初めて試した形ですので、受注会の際には実物を見ながら是非ご意見ください。
ベースの布には、少し厚手で起毛した素材を選びました。秋冬を見た目で感じさせてくれる素晴らしい生地です。ベーシックなボタンダウンシャツにしてもピッタリだと思います。
ということで、来週の今頃は高松で受注会!
会場であるNISHI NISHI、へちま文庫ともに素敵な場所ですのでお近くの方は是非いらしてください。
ではまた!
以前の投稿でご紹介したフランネルチェック、こうなりました。
やや小さめの襟と低めの台襟で控えめな印象に。
ステッチは白だと浮いてしまうので、水色をチョイスしました。こういうディテールでグッと上品になります。
裾に付いたタグも映える素晴らしい生地です。
もう一種類は女性向けにさらに襟を小さく、より繊細な印象を目指しました。
襟のステッチは表に出さず、やわらかい雰囲気に仕上げました。もっとボタンを外して着てもいやらしくないと思います。
一番上まで留めても可愛らしいですね。
裾だけカジュアルなディテールを加えてみました。
とにかく、本当に気持ちのいい生地ですので実物を触ってみてください!
ではまた!
秋冬のサンプル(白シャツ編)
9月の高松を皮切りに秋冬の受注会がはじまりますが、それに向けて新しいサンプルを用意しています。
ここではそれらを少しずつ紹介していけたらと思います。
まずは白シャツ。
こちらは高密度に織り上げられたリネンで仕立てたものです。
リネンの印象を変えるしっとりした質感は、秋冬に着ていても全く違和感ありません。
少し細めの前立てや低めの台襟が控えめな印象を演出します。
お次はボタンダウンです。
形はベーシックなのですが、起毛したやわらかな生地が上品な雰囲気を醸し出しています。
カジュアルなのにきれい、のような相反する要素を盛り込むためのバランスはじっくり相談しながら見つけていきましょう!
ではまた!