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6月25日まで実施していた「小さなシャツ屋の生地作り」まずは成功してひと安心というのが正直な気持ちです…
お申し込みいただいた皆様、告知にご協力くださった皆様、本当にありがとうございます!
生地の企画、プロジェクトの立ち上げ、告知、すべてに注力するのはシャツ作りとのバランスを取る上で非常に難しいものがありました。(実際それでシャツのお届けが遅くなりご迷惑をおかけしました。申し訳ないです…)
それでも、こういった形で生地の量産(それでも400mちょっとですが…)にこぎつけることができた意義は大きかったと思います。
「オリジナルといっても自分だけで抱え込まない」
「小さくたって良い企画と熱意があればできる」
文字にするととても体育会系な物言いかもしれませんが、これが実感です。
これからホーローシャツが生地作りを続けるのはもちろん、これをご参考に色々なブランドや機屋さんが思い切った生地作りにトライする流れが生まれてほしいと願っています。
決して派手ではなくても「それありそうでなかった!(そしてかっこいい)」という企画にはそれなりの方が賛同してくれるはずです。
ただ、課題も多く残っているのも事実です。
まずは告知。小さい規模でもできると言いましたが、知ってもらう努力は想像以上に必要です。
ただでさえニッチ(だと感じました)な取り組み、多くの方に知ってもらった上で、その数%がご興味をお持ちになり、そのさらに数%が購入してくださる。
そんな確率だと思います。
そして、横文字の壁。
「クラウドファンディング」と聞いたとたんになんのことやらと気持ちが離れる方が多いのも事実です。
「生地のご予約を受け付けます」とご説明すればまだお話を聞いてくださるのですが、今回活用させてもらったCAMPFIREを説明するのには「クラウドファンディング」でないとすれば、「誰かがトライしようとしていることに少額から投資をして、成功を応援しながら成果物を手にするための場を提供する仕組み」とでも言いましょうか…
長くなるんです。
横文字ですべてを説明しようとするのもどうかと思いますが、もっとこの言葉の中身が多くの方に浸透するといいな、とも思います。
そもそも複雑な織物の仕組みを知っていただくということも今回の裏テーマでしたが、それは少しずつ。
これからも、ホーローシャツを通して皆様の世界が少しでも広がればと僭越ながら願っていますので、活動をご期待ください!
J-WAVE STEP ONEへの出演をお聞きくださった皆様、ありがとうございました!
サッシャさん、テリーことsugar meこと寺岡歩美さん、お二人のナビゲートで緊張することなく(しかも喋りたい事全部!)お話することができました。
まずはホーローシャツってどんなシャツ屋なのかより多くの方に知っていただけたこと、そして生地作りという一歩を踏み出そうとしていることを知っていただけて嬉しかったです。
STEP ONEなんて今の自分にぴったりの番組に出演できてよかった〜!
そしてその生地作り、達成率50%手前というところまで来ています。
いままで無かったこの柄、仮に生まれていなくても困る人はいないと思います。でもこれができたことで
「創作意欲がわいてきた!」
「この配色ならあの人に似合いそう!」
「これで子供の物を作りたい!」
色んなご感想とともに活用されようとしています。
募集期間も残りわずか!ぜひ前向きなご検討をよろしくお願いします!
生地が織られている瞬間、見てみたくないですか??
普段は一般の方が入ることのない工場を、今回特別に見させていただけることになりました!
8月19日(土)、ちょうど今回の生地が織られているところを見られる貴重な機会です。
実施中のクラウドファンディングの一環として、10000円(交通費・食費別途)でどなたでもご参加いただけます。
こちらのページ(右側のリターン一覧中ほど)よりお申し込みください。
大きな工場ではないため6名限定となりますので、お早めにご検討ください!
8月19日(土)行程(予定)
11:40 富士山駅 集合
「吉田のうどん」で昼食!
12:45 天神社で機神(はたがみ)様にお礼参り
13:00 前田源商店訪問
オリジナルチェックが織られているところを見学!織物の構造や、開発の過程で施された工夫などをお話します。
14:30〜 市内自由行動(ファクトリーブランドを見つけたり、少し足を延ばして温泉に入っちゃったり…!)
17:00 懇親会(参加自由)
19:00頃 解散
現地集合、現地解散のスタイルですので、14:30以降のお帰りのタイミングはお任せします。市内散策をしてから日帰りするもよし、温泉に入って一泊するもよし、機織りの街を存分にお楽しみください!
なお、現地までの交通費、懇親会の飲食費は別途ご負担いただきますのでご了承ください。
みなさんはもう読まれましたか?村上春樹さんの「騎士団長殺し」。
実はあまり本を読まない人なのですが、これは買わずにはいられませんでした。
なぜかって?
気付きましたか…?
似てません?
色!
チェックの色と本の表紙の配色が!
これ、全くの偶然なのですが、オリジナルで作ろうとしているチェックの配色が本の表紙にかなり似ているんです!
ある方に生地の話をしていたところ、「なにこれ、騎士団長殺し意識したの??」と冗談まじりに言われ、「…はて?」とその時は思ったのですが、本屋さんに行ってみてハッとしました。
第1部、2部それぞれの色はもちろん、ディテールまでそっくり。
ほら。
無地のようで無地じゃない、ベージュとグレーのストライプのところなんか狙ったように合致しています。
これは勝手に(恐れ多くも)親近感が沸きます。
新潮社のどなたか、これを偶然にもご覧いただいていたら特製のブックカバーなんか作りませんか??笑
10月に完成する生地なのでタイミングがどうかわかりませんが、こんな偶然そうあることではないと思うんです。
あの分厚いハードカバーをさらに重厚に、高級に見せるブックカバー、いいと思うんですが…
ちなみに、この生地を作るためのクラウドファンディングは残り3週間!
みなさまの「この生地(で作られた物)欲しい!」が力になって本生産につながります。
ブックカバー、いいと思うんですが…