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11月、新しいオーダーメイドのイベントが始まります。
『会話とオーダーメイド』と言います。
というか始めます。
そう、企画はホーローシャツです。
何かをオーダーするってちょっと緊張するし(お客様を見ていてもそう感じます)、誰にどうお願いしていいかわからない。
ハードルが高いイメージありますよね?
正直、シャツ以外の分野だと僕も知らない事だらけ。
でも、例えば身近に家具を作っている知り合いがいたとして、その人の作品を格好いいと思っていたら「オーダーしてみようかな」と思いますよね。
この『会話とオーダーメイド』では、そんな知り合いを増やすような気持ちで来ていただきたいんです。
もちろん、その場でビビッときてオーダーするのもいいと思います。
ちょっと見て、話を聞いて、なるほどこういう人がいて、こんな風に(値段も含めて)オーダーできるのか、と引き出しを増やして帰るもよしです。
もしかしたら数年後に、あの時知っておいてよかった〜!という事があるかもしれません。
出展者は、みなさんオーダーでものづくりする事を生業にしていたり、このイベントだからオーダーを受けるという方々。
靴、ニット帽、家具、絵、刺繍、ガラス什器、はたまた似顔絵やコーヒー、サンドイッチまで(シャツもね)。
お目当の方だけでなく、いろんなオーダーの形を知っていただけると思いますので、ぜひゆっくりしにいらしてください。
ホームページも公開されました!
事前予約が必要な出展者やイベントもありますので、随時こちらでお知らせしていきますね。
このイベントは一体…?というお問い合わせなどは
kaiwatoorder@gmail.com
までお願いいたします。
三連休の土日、11月2日と3日はぜひ予定を開けておいてください。恵比寿に集合です!
この秋、ご一緒することの多そうなオーダー靴のブランド『delightful tool』。自分でも履いているこの靴がどうやってできているのか、あるやりとりがきっかけで気になってしまい、じっくりお話を聞く機会をいただきました。
ホーローシャツと同じオーダーという形で靴を作るdelightful toolの寺田さん、出会った時に「ご自身で作られているんですか?」と聞いて返ってきたのが「いや、僕は作っていないんです」
質問した方の僕は、「あ、つい自分を中心に考えた質問をしてしまった」と反省したのもつかの間、その「作っている方と寺田さんのやりとり」に興味が移っていました。
神戸にアトリエ・ショップを構える靴のブランド『Anchor Bridge』、ここがdelightful toolの製造を担っています。地盤とも言える製造現場を知らずしてブランドの全体を理解することはできないと思い、Anchor Bridge主宰の村橋さんにお話を伺いに寺田さんと神戸に向かいました。
この秋、ホーローシャツのセミオーダーが新しくなりました。
どう新しいのか、どんな仕組みになったのか、簡単に説明できればと思います。
大まかなオーダーの流れは下記の通り。
①ご試着(ユニセックスのXS〜L)でサイズ選び
↓
②襟の選択
↓
③生地とボタン選び
↓
④オプションの選択
おそらく実際は①〜④を順不同で行ったり来たりしながら決めていくことになると思いますが、便宜上流れにして表しました。
シャツのシルエットについては、これまでのセミオーダーシャツをご存知の方にはおなじみの、少しゆとりのあるものから変更はありません。
襟も低めで余計な装飾はほとんどありませんので、力を抜いてカジュアルに着たいという方にはオススメの形です。
逆に、スーツの下に着るためのビシッと決まるシャツをお探しの方にはご満足いただけないかもしれません。
毎日でも着たい「普段着のシャツ」です。
新しいポイントとして重要なのが「襟が選べる」ということ。
写真の「ボタンダウン」の他に「丸襟」「バンドカラー」そして今までの「レギュラー」という4種類から選んでいただけます。
丸襟
バンドカラー
レギュラー
どれを選んでいただいても「力を抜いてさりげなく」というコンセプトは崩れませんので、そんなシャツをお探しの方はぜひいろんなサンプルをご試着いただきたいです。
生地についても、100種以上の中からお選びいただけます。
特に、今回のリニューアルに合わせて色を拡充した綿麻の柔らかい生地は、その触り心地と発色を確かめていただきたいです。自信作です。
ボタンについても10種+αの選択肢がありますので、きれい目にするにもカジュアルにするにも、ここで舵を切ることが可能になりました。
そして、さらに自分に合ったものにするためのオプションも増やしています。
袖丈と着丈の調整はこれまで通り行います。この二つがぴったり合うとより「自分のもの」になった感覚が強くなると思います。
そして、今までLサイズでも小さいと感じられた方、あえてゆったり着たい方にご提案できるものが少なかったのですが、XLサイズをオプションとしてご用意しました。
そして最後の「染まるボタン」。
一部の後染めを施す生地にしか使うことができないのですが、生地と一緒に特殊なボタンを染めることで、また新鮮な表情を楽しむことができます。
藍染めでも使えますので、よりシックな雰囲気のシャツをご希望の場合はこれをオススメします。
これからこのセミオーダーを中心に全国回りますので、「おっ!面白そう!」と思ってくださった方はどこかでお会いできるのを楽しみにしています。
2019年の予定は「受注会」カテゴリーの投稿をご覧いただければ幸いです。