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初夏の軽井沢

2022.06.14

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なんて良い響きなんでしょうか。
「初夏の軽井沢」
木々が風に揺れる音、川のせせらぎを聞きながらくつろぐ…
イメージでしかないですが、そんな想像が容易にできるくらい良い響きです。

そんな軽井沢で初めて受注・販売会を開催します!

6月16日〜7月12日
NATUR terrace(販売)
lagom(オーダー)
姉妹店である二つの会場で行います。

星野リゾートの施設「ハルニレテラス」内にあるNATURでは、半袖シャツ、半袖ワンピースを中心にすぐにお持ち帰りいただけるものを販売していただきます。

そして、隣町の御代田にあるlagomは、MMoPという複合施設の中にあるショップで、北欧の家具や国内外からセレクトされた商品が並ぶかっこいいお店です。

会期も長めですし、ご旅行も合わせてぜひお越しください。
僕も6/25、7/10~12は軽井沢入りしますので、お会いできるのを楽しみにしています!

写真のピンクレッドのリネンで作った半袖ワンピースは羽織ってみるとその「ただ鮮やかなだけじゃない」色の美しさを感じていただけると思います。
他にも色鮮やか、でも着ると馴染む半袖シャツなど並べていただいているのでお楽しみに!

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雑誌掲載情報「おしゃれと暮らし」

2022.06.13

_その他

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ご無沙汰しております!
決して更新をサボっていたわけでは…いや、サボっていました。

ここまで見にきてくださる方は、本当にホーローシャツの事を知りたい方だと思うので、しっかり書いていかなければ。

と、久しぶりの更新は雑誌掲載情報です。
そう、あの「暮しの手帖」の別冊、「おしゃれと暮らし」に私、窪田が登場します!

直接的にholo shirts.のブランドを紹介していただくというのとはまた趣旨が違いまして、窪田自身がどんな風に服を楽しんでいるか、そこにどんな工夫があるかをインタビューしていただいています。

その工夫がみなさまが服を楽しむためのヒントになればいいなと思って、おすすめのアイテムやちょっとしたアドバイス、頼りにしているお店などについて話しました。

一つご紹介すると、僕は靴下が大好きでたくさん集めているのですが、特に「多色で細かい柄」の靴下をよく買います。一見使いにくそうですが、柄を選ぶときにほんの少しでも「ベージュ、ネイビー、グレー、カーキ」など、自分の服に含まれている落ち着いた色が入っていれば、他の色が派手でも馴染んでくれます。それに色がたくさん含まれていることで意外と合う洋服もたくさん見つかると思います。

そんなお話をしたら、取材してくださったライターの方も靴下が欲しくなってしまったようで、僕が好きなブランドのayameで靴下を買ってしまったとのこと。笑

でも、そうやってお話したことがちゃんと伝わった事がわかるのはすごく嬉しい事でした。

これはほんの一部で、他にも僕なりの服の楽しみ方を伝えられたと思っていますので、ぜひお手にとってご覧ください!

amazonとか、ご贔屓の本屋さんでぜひ!

まかないシャツのこと

2021.06.17

_その他

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『まかないシャツ』
名古屋のお店 TT” a Little Knowledge Storeのユニフォームとして考えたこのシャツ、ありがたいことにたくさんの方に知っていただけました。

日々、シャツを作る中でどんどん溜まるハギレや残布。
もったいないので保管していますが、なんとか使えないものか…と考えていた時にいただいたユニフォーム制作のお話。

その時思い浮かんだのは自分がバイトしていたお蕎麦屋さんで食べていた、まかないのぶっかけ蕎麦。
余った食材を残った蕎麦に乗せてつゆをかけるだけのまかないですが、今考えれば結構贅沢なものでした。

食材は綺麗に食べやすく切られているし、蕎麦はそこで打ったもの。
良い素材を適切に調理して組み合わせた立派な一品でした。

TT”も、そこで出される料理には「食材を無駄にしない」気持ちがあらわれていて、「漬ける」「揚げる」「すりつぶす」など、様々な方法でともすれば捨ててしまいそうな食材の一部を美味しく仕立てて提供しています。

そんなお店のためのユニフォームとして、残布を活用したものが生まれるのは必然でした。

名前もすぐに決まりました。

『まかないシャツ』

わかりやすくて気に入ってます。

まだまだお店のスタッフに行き渡らせるために作っている途中ですが、皆さんにもこのシャツを手に取ってもらえるように、数量限定ではありますが予約を受け付けることにしました!

a Little Knowledge Store オンラインストア にて
6月20日(日) 11:00〜 受付開始  (完売御礼!!)

オンラインストアのページも素敵に作ってくださっているので、商品の詳細はぜひそちらをご覧ください!

写真の女性は170cmですが、小柄な男女が着ても袖口がふわっと溜まる感じになっていいんです。
腕まくりもしやすいですしボタンでの調節も可能なので、袖の長さは長い分には気になさらなくていいと思います。

身頃もゆったりしていますので、色々な体型の方に馴染んでくれると思いますよ。

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結局ホーローシャツは一点ものを作り続けていく

2021.02.15

_その他

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年が明けてしばらく経ちましたね。
もちろん楽な一年になるとは全然思っていなかったけど、世の中はざわざわしています。

僕に限らず、コツコツ続けてきた商いをガラッと転換しなければいけなかった人、我慢しながら変えずに続けてきた人、昨年はそれぞれ苦悩したと思います。

僕は、新しいことは始めながらも、どちらかといえば後者を選択しました。
会えないんですから。
でもオーダーでシャツを作り続けるにはどうしたらいいのか、会えるタイミングでどうしたら喜んでもらえるかをたくさん考えてきました。

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そして2021年、まだまだ会える機会は増えなさそうだなと思った時、やっぱり「オンラインで販売できるもの」がほとんど無い脆さに直面しました。

じゃあ、僕は「オーダー」シャツ屋を辞めるのか?

いや、たくさん同じシャツを作って販売する様子は、何度試しても浮かびません。

これまで、お一人おひとりに寄り添うシャツを考えて作ってきました。
それは紛れもない一点もの
そう、僕はオーダーシャツ屋として一点ものを作り続けています。
それならそれを続けようと思いました。

結論も手段も変わっていない?

いや、これからは自分から湧いてくるアイディアを形にする一点ものを作って、それが合う方を探すやり方も試したいと思っています。

オンラインで一点ものの販売をします

名付けて『いきなりラス市』

ダジャレかよ。

販売する時点ですでにラスト一着の一点もの。
その時、その一着しかありません。

でも、オーダーシャツ屋として心配なのは「サイズがちゃんと合うのか?」ということ。
サイズが合っていないものを着ている方がどこかに存在するということは、オーダーシャツ屋として一番避けたいことです。

なので、半袖や七分袖など、袖がきっちり合わなくても着こなせるものを多めに用意することにしました。

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やってみたかったけど、待っていてもそんなオーダー来ないよな、というアイディアを大放出して
楽しいシャツを少しずつ年間通して販売する予定です。

第一回目は2月26日(金)夜〜を予定しています。
購入サイトなどは追ってお知らせします!

この新しい取り組み、楽しんでいただけたら嬉しいです!

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オーダーシャツは誰か(自分)へのプレゼント

2021.01.07

_その他

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その場で完成品をお渡しすることができないオーダーという形は、当然ですが後日シャツが届きます。

「自分へのご褒美」として買い物をする方も多いと思いますが、オーダーシャツは「届く」というその過程が自分へのギフトという性格を強くするように思います。

ギフトといえば、服作りの世界では「お仕立て券」というものがあって、かつては自分の贔屓のテーラーのお仕立て券をお歳暮で送ったりすることも珍しくなかったようです。

時は2021年、その素晴らしい行為は形を変えて(というか形を失って)eギフトという姿で蘇りました。

 

そう、ホーローシャツのeギフトカードをご用意しました。

仕組みはこう。

・ホーローシャツで使えるeギフトカード(金額はご自身で設定します)を購入します。
(ちなみにシャツ一枚20000円(税別)〜です念のため)

・そのeギフトカードを送るのは自分でもいいし「オーダーという体験をしてほしいな」と思う誰かでもいいです。(メールが届きます)

・それを受け取った方は、ホーローシャツでシャツをオーダーする際にそのメールを見せていただくと、表示されている金額分のオーダーができるという流れです。

 

これをご用意したのには二つ理由があります。

一つは、小さな額でもどなたかにこのギフトカードを送っていただくことで、シャツをオーダーするという行為を通してコミュニケーションが生まれるのではないかと期待したことです。

もう一つは、受注の機会が減って楽ではない今、「この先いつかオーダーしようと思っている」方が少しずつでもシャツ貯金してくれるとありがたいなということです。

「会いづらい」今の状況は完全な逆風です。
オンラインでポンと売れるものがない僕らのような仕事は、業態変換を迫られるか、コツコツできることをやって耐えるか判断しなければなりません。

ホーローシャツは新しい取り組みはしつつも、どちらかといえば後者を選びました。
オンラインショップを作っていろいろなものを売ることで「オーダーのブランドでなくなる」ことは避けたかったんです。

時間はかかるけど、確実にものを届けていくオーダーの可能性を信じてやっていますので、これしきでそれを曲げるわけにはいきません。

変えなければいけないことは変えていきますが、変わらない軸は持っています。

その軸が折れないように頑張りますが、少しお力を貸していただけると嬉しいです。

 

もちろん、今オーダーしたい!という方は『ORDER at HOME』というサービスもありますので、ご自宅での試着、楽しんでください!

「自分色のシャツを作る企画」参加者募集

2020.07.16

_その他

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みなさん好きな色ってありますか?
僕は圧倒的に藍染の色が好きで、その思いは以前ここでも書きました。
そして、今はその色のシャツを身につけられて本当に幸せです!

この「好きな色を身につける」という事を、少しでも多くの方に体験していただきたいと思い、

『自分色のシャツを作る』企画を立ち上げます!

色のサンプルや、自分が持っている「何か」を参考に色を作り、好きな質感の生地をその色に染める。
そしてその生地を使って仕立てたシャツを手に入れるまでを体験する企画です。

 

<流れ>

①色を決める

②生地の質感を選ぶ

③シャツのサイズ・仕様決定(セミオーダーからお選びいただきます)

④生地を染めてもらう実験part1

⑤生地見本で色の確認

⑥生地を染めてもらう実験part2(修正)

⑦大きめの生地サンプルで色の最終確認

⑧シャツの仕立て、染色本番

⑨自分の色に名前をつける

⑩愛でてたくさん着る

 

染工場とのやりとりは僕が間に入りつつ、上記のやりとりを体験していただきます。
もう一度言いますが「好きな質感で好きな色のシャツ」ですよ…!

基本的には全ての工程をリモートで行う予定です。
ご自宅でのサンプルシャツ試着や、ビデオ通話での相談などを織り交ぜながら進められればと思っていますので、ご了承ください。

はじめての取り組みなので、今回は3名様を定員として募集したいと思います。
料金や募集要項は下記の通りです。よくお読みになってお申し込みください。

 

<料金>
45000円(税別)〜
料金には、シャツ本体料金・染色料・送料などが含まれていますが、シャツの仕様によって追加料金をいただきます。
工程の③「シャツのサイズ・仕様決定」の段階で料金をお支払いいただきます。

※追加料金の例
・袖丈/着丈調整:それぞれ+2000円(税別)
・XLサイズ選択:+20%
・ベースとなる生地には「追加料金なし」「+2000円」など明記しておきます

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自分が作った色を、他の誰でもオーダーできるように開放してくださる方は、料金より5000円値引きします。そして、今後その色を選んでくださったみなさんから感謝されます。

 

<募集要項>
下記必要事項をご記入いただきメール(info@holoshirts.com)でご連絡ください。

件名を「自分色のシャツ」として

・お名前
・ご住所
・お電話番号
・身長
・着てみたいシャツのイメージ、好きな色など

ご記入ください。

募集期間:7月18日〜7月31日
定員:3名(応募者多数の場合は抽選にて決定します)

 

ご応募、お待ちしております!

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料金改定のお知らせ(2020年2月より)

2019.12.31

_その他

服の価格ってどうやって決まっているんだろう。

気になったことはないですか?

例えばシャツの価格。あるファストファッションブランドでは2000円なのに、百貨店に並んでいるようなブランドでは10000円。ホーローシャツでは20000円。

僕は前職での経験から、量産型の2000円のシャツも、多くの人の知恵と努力でその価格が成り立っている(児童労働などは論外ですが)のを知っているので、その点では本当に尊敬しています。

でも、ホーローシャツはそのような安く作ってたくさん売る類のシャツではありません。

お客様一人ひとりに向き合う時間、時に高度な縫製技術を要する仕様、でもシンプルにさりげなく見せるための工夫など、目には見えづらいけれどたくさんの要素が詰め込まれています。

 

これまで「気持ちに寄り添う日常のシャツ」というコンセプトのもと、高すぎない価格を心がけてきました。

個々人によって価格に対する価値観は異なると思うので、高価だと思われる方がいらっしゃるのは当然かと思いますが、ホーローシャツがやっていることと真摯に向き合いながら、ホーローシャツとして適正だと思う価格に設定してきました。さまざまな条件を考慮したうえで、考えに考え抜いたベストな価格です。

しかし今、そのベストを更新すべきタイミングがきたと感じています。

さまざまなコストが上昇しているというのはもちろんあります。

生地やパーツだけではありません。

丁寧に作られたシャツを安定してお届けするには、ものづくりのための基盤を整備する必要があります。

アトリエを運営し、縫製スタッフに適正な報酬を支払わなければいけません。

価格の見直しは心苦しい決断ではありますが、一方で、ホーローシャツはもっともっと魅力ある提案ができる。それは自信を持って言えます。

頭に浮かんでいる「もっとこんなことができる!やりたい!」ということの実現可能性を探りつつ、自分自身のレベルアップをはかり、みなさまに安心してオーダーしていただけるような体制を整えていく所存です。

みなさまのお力添えをいただきながら、一歩、さらにもう一歩、前に進んでいけたらと思います。

数あるシャツの中からホーローシャツを選んでいただくことを後悔させないよう、精進してまいりますので、今度ともどうぞご贔屓くださいませ。

 

 

【2020年2月より】

・シャツ本体(生地・お仕立て代)¥20000(税別)〜 ※生地や仕様によって変動します
・型紙作成(現在休止中)※再開時に改定料金をお知らせします

(これまでよりも全体的に¥2000〜¥3000の値上げとなります。)

・『シャツ屋のTシャツ』に関しては価格を据え置きます。¥15000(税別)〜

 

これからもプライドを持ってシャツを作り続けますので、どうぞよろしくお願いします!

 

お会いすることと作ること

2019.11.09

_その他 _受注会

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今日から始まる佐賀perhapsでの受注会、会期終盤の15、16、17日に在廊します。

3、4日連続で外に出るということはそれだけシャツの制作が止まるということ。

それでも行くのはそれだけお会いして伝える事を大事に思っているから。

perhapsの店主、北島さんとのやりとりで

「うちは服屋でもないし、雑貨屋でもない。単純に商品だけというよりも、体験も含めて買ってもらいたい」

(さらに…)

理想の二人

2019.09.21

_その他

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この秋、ご一緒することの多そうなオーダー靴のブランド『delightful tool』。自分でも履いているこの靴がどうやってできているのか、あるやりとりがきっかけで気になってしまい、じっくりお話を聞く機会をいただきました。

 

ホーローシャツと同じオーダーという形で靴を作るdelightful toolの寺田さん、出会った時に「ご自身で作られているんですか?」と聞いて返ってきたのが「いや、僕は作っていないんです」

質問した方の僕は、「あ、つい自分を中心に考えた質問をしてしまった」と反省したのもつかの間、その「作っている方と寺田さんのやりとり」に興味が移っていました。

 

神戸にアトリエ・ショップを構える靴のブランド『Anchor Bridge』、ここがdelightful toolの製造を担っています。地盤とも言える製造現場を知らずしてブランドの全体を理解することはできないと思い、Anchor Bridge主宰の村橋さんにお話を伺いに寺田さんと神戸に向かいました。

(さらに…)

オープンアトリエ開催します!

2019.08.04

_その他

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アトリエにお越しください!

2年間制作をしてきたアトリエを、一日だけ開放して皆様に来ていただけるようにします。

たくさん溜まっているシャツ生地のハギレや使わなくなった備品の販売を中心に、入れ替えを予定しているシャツのサンプルをお安くお譲りすることも考えています。
(サイズがある程度合う方にお譲りしたいので、当日ご試着をお願いします)

場所は下記の通りです

東京都国分寺市東元町1-31-9

イラストレーターの竹田嘉文さんに描いていただいたこの通りの見た目です!
駅から10分ちょっと歩きますが、国分寺駅の南口から『ぶんバス』という巡回バスが1時間に3本(毎時00分20分40分)出ていますので、それをご利用いただくのがいいかもしれません。暑いですし…

「東元町一丁目」の停留所で降りていただければ目の前です!

ちなみに、一つ前の停留所「元町駐在所」で降りると、「コロッケの丸愛」という揚げ物屋さんがあってオススメです。もぐもぐしながらいらしてください。

それではゆるりとお待ちしておりますので、ぜひお越しください!