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目標達成!そして本生産へ

2017.06.30

_シャツ屋の生地作り

originalfabrolled

6月25日まで実施していた「小さなシャツ屋の生地作り」まずは成功してひと安心というのが正直な気持ちです…

お申し込みいただいた皆様、告知にご協力くださった皆様、本当にありがとうございます!

生地の企画、プロジェクトの立ち上げ、告知、すべてに注力するのはシャツ作りとのバランスを取る上で非常に難しいものがありました。(実際それでシャツのお届けが遅くなりご迷惑をおかけしました。申し訳ないです…)

それでも、こういった形で生地の量産(それでも400mちょっとですが…)にこぎつけることができた意義は大きかったと思います。

「オリジナルといっても自分だけで抱え込まない」

「小さくたって良い企画と熱意があればできる」

文字にするととても体育会系な物言いかもしれませんが、これが実感です。

これからホーローシャツが生地作りを続けるのはもちろん、これをご参考に色々なブランドや機屋さんが思い切った生地作りにトライする流れが生まれてほしいと願っています。

決して派手ではなくても「それありそうでなかった!(そしてかっこいい)」という企画にはそれなりの方が賛同してくれるはずです。

 

ただ、課題も多く残っているのも事実です。

まずは告知。小さい規模でもできると言いましたが、知ってもらう努力は想像以上に必要です。

ただでさえニッチ(だと感じました)な取り組み、多くの方に知ってもらった上で、その数%がご興味をお持ちになり、そのさらに数%が購入してくださる。

そんな確率だと思います。

 

そして、横文字の壁。

「クラウドファンディング」と聞いたとたんになんのことやらと気持ちが離れる方が多いのも事実です。

「生地のご予約を受け付けます」とご説明すればまだお話を聞いてくださるのですが、今回活用させてもらったCAMPFIREを説明するのには「クラウドファンディング」でないとすれば、「誰かがトライしようとしていることに少額から投資をして、成功を応援しながら成果物を手にするための場を提供する仕組み」とでも言いましょうか…

長くなるんです。

横文字ですべてを説明しようとするのもどうかと思いますが、もっとこの言葉の中身が多くの方に浸透するといいな、とも思います。

 

そもそも複雑な織物の仕組みを知っていただくということも今回の裏テーマでしたが、それは少しずつ。

これからも、ホーローシャツを通して皆様の世界が少しでも広がればと僭越ながら願っていますので、活動をご期待ください!

J-WAVEでの3分間

2017.06.15

_その他 _シャツ屋の生地作り

jwave

J-WAVE STEP ONEへの出演をお聞きくださった皆様、ありがとうございました!

サッシャさん、テリーことsugar meこと寺岡歩美さん、お二人のナビゲートで緊張することなく(しかも喋りたい事全部!)お話することができました。

まずはホーローシャツってどんなシャツ屋なのかより多くの方に知っていただけたこと、そして生地作りという一歩を踏み出そうとしていることを知っていただけて嬉しかったです。

STEP ONEなんて今の自分にぴったりの番組に出演できてよかった〜!

holoplaid2

そしてその生地作り、達成率50%手前というところまで来ています。

いままで無かったこの柄、仮に生まれていなくても困る人はいないと思います。でもこれができたことで

「創作意欲がわいてきた!」

「この配色ならあの人に似合いそう!」

「これで子供の物を作りたい!」

色んなご感想とともに活用されようとしています。

募集期間も残りわずか!ぜひ前向きなご検討をよろしくお願いします!

機織りの街に一緒に行きませんか?

2017.06.06

_シャツ屋の生地作り

sanchikengaku

生地が織られている瞬間、見てみたくないですか??

普段は一般の方が入ることのない工場を、今回特別に見させていただけることになりました!

8月19日(土)、ちょうど今回の生地が織られているところを見られる貴重な機会です。

実施中のクラウドファンディングの一環として、10000円(交通費・食費別途)でどなたでもご参加いただけます。

こちらのページ(右側のリターン一覧中ほど)よりお申し込みください。

大きな工場ではないため6名限定となりますので、お早めにご検討ください!

hataya

8月19日(土)行程(予定)

11:40 富士山駅 集合

「吉田のうどん」で昼食!

12:45 天神社で機神(はたがみ)様にお礼参り

13:00 前田源商店訪問

オリジナルチェックが織られているところを見学!織物の構造や、開発の過程で施された工夫などをお話します。

14:30〜 市内自由行動(ファクトリーブランドを見つけたり、少し足を延ばして温泉に入っちゃったり…!)

17:00 懇親会(参加自由)

19:00頃 解散

現地集合、現地解散のスタイルですので、14:30以降のお帰りのタイミングはお任せします。市内散策をしてから日帰りするもよし、温泉に入って一泊するもよし、機織りの街を存分にお楽しみください!

なお、現地までの交通費、懇親会の飲食費は別途ご負担いただきますのでご了承ください。

 

(非公式)騎士団長殺しのチェック!?

2017.06.05

_シャツ屋の生地作り

kishidancho

みなさんはもう読まれましたか?村上春樹さんの「騎士団長殺し」。

実はあまり本を読まない人なのですが、これは買わずにはいられませんでした。

なぜかって?

気付きましたか…?

似てません?

色!

チェックの色と本の表紙の配色が!

kishidanchoplaid

これ、全くの偶然なのですが、オリジナルで作ろうとしているチェックの配色が本の表紙にかなり似ているんです!

ある方に生地の話をしていたところ、「なにこれ、騎士団長殺し意識したの??」と冗談まじりに言われ、「…はて?」とその時は思ったのですが、本屋さんに行ってみてハッとしました。

第1部、2部それぞれの色はもちろん、ディテールまでそっくり。

kishidanchodetail

ほら。

無地のようで無地じゃない、ベージュとグレーのストライプのところなんか狙ったように合致しています。

これは勝手に(恐れ多くも)親近感が沸きます。

新潮社のどなたか、これを偶然にもご覧いただいていたら特製のブックカバーなんか作りませんか??笑

10月に完成する生地なのでタイミングがどうかわかりませんが、こんな偶然そうあることではないと思うんです。

あの分厚いハードカバーをさらに重厚に、高級に見せるブックカバー、いいと思うんですが…

 

ちなみに、この生地を作るためのクラウドファンディングは残り3週間!

みなさまの「この生地(で作られた物)欲しい!」が力になって本生産につながります。

 

ブックカバー、いいと思うんですが…

小さなシャツ屋の生地作りがはじまりました

2017.05.18

_シャツ屋の生地作り

小さいながらもシャツ屋を続けて3年目、大きな挑戦をします。

オリジナルでの生地作りには、想像以上に大きなリスクを伴います。

でも「この生地欲しい!」と思ってくださる方がたくさん集まる事で、問題が解決するとしたら…

ぜひプロジェクトをご覧ください!

自信作をノートにしてもらいました!

2017.05.17

_シャツ屋の生地作り

originalnote1

明日に迫ったクラウドファンディングプロジェクトのスタート、ギリギリまで準備しています。

このプロジェクト、主旨は「この生地が欲しい」方に生地を予約購入してもらうことにあるのですが、やっぱり「生地をそのままもらっても…」という方もいらっしゃると思います。

そんな方にもご支援いただきたいと思い、布張りのノートをご用意しました!

制作してくださったのは手製本の工房「空想製本屋」。

今回のノートもすべて手作業で仕上げていただきます。

fabricthumbnail

生地は、上記の3種類(チェック、ストライプ、フランネル)よりお選びいただけます!

お好みの生地をノートとして持ち運んでみませんか?

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細めに背を作り、綴じ糸は生地のアクセントカラーである青を採用。

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紙は「バンクペーパー」という上質な紙を使いました。元々は銀行で帳簿を付けたりするために作られたものです。

今のようにプリントアウトが主流でなく、万年筆などで記入をする時代からある紙ですので、その書き心地は確かです。

originalnotescale

もちろん普通のペンで気軽に書き込んでたくさん使っていただきたいので、サイズは文庫本よりも少し大きいくらいに設定しました。(深夜特急、学生の時によく読みました…)

カバーもソフトなタイプですので、生地の風合いも楽しんでいただけます。

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本当に丁寧な仕事に感謝です。

本の仕様を下記にまとめましたのでご確認いただき、今回のプロジェクト限定のこのノートをぜひ手に入れてください!

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判型:125×184ミリ B6変形
頁数:64p
本文紙:バンクペーパー B判73kg
見返し:ビオトープ ワインレッド90kg
綴じ糸:青
綴じ方:ステッチ中綴じ、背あり
価格:3200円(送料・税込み)

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プロジェクトスタートは明日5月18日の夕方から!
お申し込みお待ちしております!

自信作の生地をシャツにしました(自信作)

2017.05.13

_サンプル紹介 _シャツ屋の生地作り

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いよいよクラウドファンディングのスタートまで一週間を切りました。

ページの準備を制作の合間にする日々は、自分で選んでおきながらなかなかハードです。笑

さて、オリジナルの生地サンプルでシャツを作りました。

これはほんの一例ですが、ボタンダウンにしてもっとカジュアルにしても素敵だと思います!

 

今回のクラウドファンディング上でオーダー予約をいただくと、消費税と送料分お得にご注文いただけますので、ぜひこの機会をお見逃し無く!

 

mtfuji

そして先日、生地の生産をしていただく前田源商店を再度訪ねに、富士吉田に行ってきました。

当日はこれ以上ない快晴!春霞もなく富士山がクッキリ!

訪問のメインイベントはというと、、

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代表の前田市郎さんに、サンプル生地で作ったシャツをプレゼントすること!

落ち着いた配色がお似合いでした!

とっても気に入ってくださって本当に嬉しかったです。

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生産に関わることや産地のこと、色々お話できて、絶対成功させなければと気を引き締め直した一日でした。

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シャツのオーダーはお申し込みいただいた後、都内と大阪市内の2箇所で受注会を設定します。

お会いして採寸からデザインの決定までお一人1時間かけて行います。

この機会に、ご自分の好きな形のシャツを作ってみませんか?

holoplaid2

試し織りをして上がってきた生地をたっぷり紹介したいと思います!

熱く語っちゃいます。自信作ですから。

今回作るのは多色(5色!)使いのコットンチェック生地。

たくさんの色を使いながら、どの色も飛び出すぎることなくまとめるのは至難の業。それをあえて選んだのは、だからこそこれまでになかった物になると思ったからです。

そしてチェックの開発ではじまったこのプロジェクトですが、実際に産地に行って現場で話していると色々なアイディアが生まれて、ラインナップが増えるという嬉しい誤算もありました。

今回作る事を目指すのは3種類!

【平織りのチェック】

holoplaid1

 

【ストライプ】

holostripe1

 

【綾織りフランネルチェック】

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手前味噌で恐縮ですが、どれも素晴らしいですね…

ほどよく色が混ざった落ち着いた配色に、鮮やかな青がアクセントで効いています。

ベージュやグレーなどの中間色も含まれているので、カジュアルな普段着にも合わせやすいはずです。

 

さて、それぞれについて詳しく説明していきますね。

holoplaid3

holoplaidruler

ここからはじまったチェック、この配色を導きだすのには何度もシミュレーションをしました。

隣り合った色同士が、それぞれをどう引き立たせるのか、馴染むのか、アクセントの青はどれくらいの配分にしようか。

悩みながらも楽しく進めた結果、とても良いものになったことが嬉しいです。

これも、テキスタイルデザイナーであるKAJIHARA DESIGN STUDIOの坂井さん、平野さんのおかげです。開発の過程にご興味お持ちの方は、こちらの投稿もご覧いただければ幸いです。

織物のデザインは、感覚ではどうにもならない設計の世界。専門家にお願いして本当によかったです。

幅は約145cmですので、柄合わせのためにゆとりをもって使っていただくことができると思います。

 

holostripe3

そして新たに加わったのが、このストライプ。

織物は長〜く準備する経糸と、生地幅の距離を往復する緯糸でできています。

チェックを作るときには何色もの緯糸を通すのですが、それを無地(今回はグレー)にすると…!

大胆な構成のストライプに早変わり。

なんだか南欧の雰囲気(?)も感じる柄になって、これはこれでかっこいい…

クッションなんかにしてもよさそうですね。

生地幅、縦の柄の幅はチェックと同様です。

 

holoflannel3

holoflannelruler

そしてそして!

古着のようなラフな質感と、肉厚でタフな雰囲気が素敵なフランネルも作る事ができそうです!

平織りのチェックと同じ糸を使いながらも、織っている途中に組織を変えて綾織りに。

起毛させる加工を施すことでこんなにも表情が変わるんです。

表面をひっかくことで起毛するのは主に緯糸のため、平織りのチェックよりも横に通る模様が目立つのも特徴。

加工によって少し縮んでいるので、こちらは幅が約135cm。柄も少しずつ細くなっています。

 

これらの自信作を本生産するために、CAMPFIREというクラウドファンディングのプラットフォームを使って皆様にご支援をお願いすることになります。

(CAMPFIREでなくても、個別にご連絡いただければ対応いたしますので、ご遠慮なくメールください!)

 

なにぶん潤沢な資金を持ち合わせていないブランド、事前に「この生地欲しい!」という方がたくさん集まって、みんなの生地として生産できるのが理想です。

ニッチな企てであることは承知の上ですが、そんなことに乗ってくれる皆様と、これまでだったら生まれることがなかった生地を世に送り出す事ができれば素敵だなと思っています。

プロジェクトのスタートは5月中旬ですが、すでにご興味おありの方はサンプルをお見せできますので、是非ご連絡ください!

 

生地はたくさんの中から選びたいじゃないか!

2017.04.28

_その他 _シャツ屋の生地作り

今日はホーローシャツの内側、生地の仕入れの話をさせてください。

オーダーでは採寸ののちシャツのデザインを考えながら、たくさん(200〜300種類)の中から生地を選んでいきますが、それらの生地は常に在庫を持っているわけではありません。

cottonstripe2017

オーダーをいただいた段階で、お付き合いいただいている生地問屋さんに発注して、一着作れる分の生地を卸していただくスタイルをとっています。

お客様にはたくさんの種類から選ぶ楽しさを味わっていただきたい!という考えを実現するのに、200種類を超える生地を常に持っておくことはこの規模ではできません。

そんな時に在庫を抱えてくれる問屋さんは本当にありがたい存在です。

しかし、べつにholo shirts.のためだけに生地を卸しているわけではなく、全国のオーダーシャツ屋さんやアパレルを相手に商売されているので、人気の生地や個性的なものは品切れしてしまうこともしばしば。

お客様にご提供したいときに生地が手に入らないという歯がゆい思いを経験してきました。

cottonplaid2017

特に、生地の中でも難しいと感じているのが「チェック柄」です。

大好きなチェックなのですが、ギンガムチェックなどシンプルな柄はともかく、色数の多いチェックになると、そもそも「これだ!」という配色、風合いに出会う事がなかなかありません。

そして、仮に気に入ったものに出会ったとしても、買い占めない限りすぐに品切れに…

 

生地をデザインする上で、多くの色を使いながらも、どの色も飛び出すぎることなく上品にまとまった配色を考えるのは本当に大変な作業です。

普通のブランドであれば、個性的な柄を作ってもそれを不特定多数の人に一定期間で売らなければいけません。

人の好みも様々である中でその自信が持てるかどうか。

そして、たくさんの色を使えば使うほどコストも上がっていくという問題がおきます。そうやって、どんどん斬新で豊かなチェック柄が作られない理由が増えていくのです。

すでに申し上げたように人の好みも様々です。自分がいいと思ったものが万人受けするとは思いません。

でも、作らないことにはその柄は世に出ることはなく、作る事を皆が止めた時にファッションがつまらないものになってしまうと思います。

「たくさんの中から選ぶ楽しみ」が少しずつ失われてしまうと思うんです。

そうやってかっこいいチェックが生まれにくい状況があるのであれば

自分で本当にいいと思うチェック柄の生地を作らなければ!

そしてチェックの魅力を色々な方に紹介したいと思うようになりました。

summerplaid2017

そしてはじめた生地開発ですが、やはり多くのハードルが立ちはだかっていました。

まずはこのプロジェクトを立ち上げた理由でもある「コスト」。例えば、オリジナルで生地を50mだけ(といっても自分にとっては大量!)作りたいと思った時に、大体20万円くらい必要になることがわかりました。単純計算すると

 

20万÷50m=4000円/m

 

製造原価1メートル4000円という超高級生地ができあがります。でも見た目は量販店で買うシャツの生地とあまり変わらない。そんな不釣り合いなシャツを誰が欲しいでしょうか。でも、作る量が200m、400m、1000m、、となっていくと話が変わってきます。たくさん同じ物を作れば作るほど1mあたりの値段は安くなるのです。

 

でもここでまた問題が。

「そんなにたくさんの生地を一人で持っていても使い切れない!!」

 

たくさんの服を作って、たくさんのお店に卸す業態のブランドであれば解決する問題かもしれませんが、私のように小規模なオーダーという業態では、数100mもの生地を抱えることは到底叶わないことです。

 

そこで考えました。

量が抱えられないのであれば、「オリジナル」という特権も抱え込むのはやめようと。

「素敵な生地を世に送り出す」ということを優先するなら、この生地の良さに共感して「使いたい!」と思う方全員の物として開発したいと思う様になりました。

 

量産する前に、使いたい人や企業、使われる量がわかって、それがある程度の数量まとまるのであれば、「1mあたりの価格を抑えること」「在庫過多にならずに使い切ること」という課題をクリアすることができるかもしれない!

 

このプロジェクトが実現すれば、他の小規模な事業者でも同じやり方で思い切って生地の開発ができるかもしれない!!

 

そうすれば世の中にもっと素敵なかっこいい生地、そしてそれが使われた物が増えるかもしれない!!!

 

そんな風に夢が膨らんでいきました。

そうして出来上がった生地のご紹介はまたの投稿で。

自信作です。

織物の町、富士吉田訪問

2017.04.13

_シャツ屋の生地作り

fujiyoshidaloom

先日、山梨県の富士吉田市に出張してきました。

生地を作る際には、選んだ糸の組み合わせによる色がどう出るのかなどを確認するための「試織」というステップがありますが、今回はその様子を確認させてもらいに行ってきました。

今回生地の生産をお願いしたのは「前田源商店」。オーガニックコットンを使った織物を得意とする会社で、今年で創業から96年!

織り進められる生地を見ながらお話していると、予定していなかった様々なアイディアが浮かんできます。月並みな言い方ですが、やっぱり物事は現場で生まれます。

予定していたチェックに加え、その経糸を活かした大胆なストライプ、組織を変えて毛羽立たせる事で生まれるフランネルもラインナップに加える事ができるかもしれません。

こうやって、せっかく準備した経糸をフルに活かして、様々な種類の生地を作っていくというのは知っておくべき知恵ですね。

そして、織り進められている生地がこれ!

originalplaid

いいでしょ…

素晴らしいでしょ…!

めちゃめちゃかっこいいでしょ!!

自画自賛が過ぎますが、シミュレーションしたイメージがうまく表現されていて、単純に欲しい!と思いました。

この落ち着いた配色のシャツなら、大人の方がジーンズやチノパンなどのカジュアルな服と合わせてもしっくりきそうです。シャツワンピースなんかでざっくり着てもかっこいいだろうな…

ある程度の厚みもあるので、裏地を付けたりしてバッグや帽子などにも使えそうです。

この試織した生地が完成したら、サンプルのシャツを作ったりしながらクラウドファンディング立ち上げの準備に入ります。

「この生地で何か作りたいから欲しい!」「この生地でシャツをオーダーしたい!」という皆様の支援を募集することになりますので、5月中旬の立ち上がりをご期待ください。

そもそも何でクラウドファンディングを使わなければならないのか、その背景はまた改めてここに記したいと思います。

hatagamisama

最後は「機神様」にお参りして帰ってきました。

素晴らしい生地が、これからも日本から生まれ続けますように。