journal
今日から始まる佐賀perhapsでの受注会、会期終盤の15、16、17日に在廊します。
3、4日連続で外に出るということはそれだけシャツの制作が止まるということ。
それでも行くのはそれだけお会いして伝える事を大事に思っているから。
perhapsの店主、北島さんとのやりとりで
「うちは服屋でもないし、雑貨屋でもない。単純に商品だけというよりも、体験も含めて買ってもらいたい」
という言葉をいただいて、よりその気持ちを強くしました。
縫うのは好きだからずっと続けていくけど、僕がするべきは「伝える」ことなんだと。
「話を聞いて発見があった」
「そんな事知らなかった!面白い!」
こういう気持ちって、文章や観察からでも生まれますが、やっぱり会話の中でこそ強く現れてくるものだと思っています。
シャツが似合わないと思い込んでいる人が、誰とも会話せずにシャツを選ぶことがあるでしょうか?
「似合わないのはこうこうこんな理由で、だからこんなのだったらしっくりくるかもしれませんよ」と、納得できそうな説明とともに勧めてもらって、試してみて初めて新しい扉が開けるものだと僕は信じています。
受注会をさせていただくお店には、そのお店なりに「このシャツ良い」と思ってくださったポイントがあって、そこを説明してくださるだけで本当にありがたいです。
でも、それはこのシャツの全てではないので、僕は僕の役割として、誰かが感動してくれたシャツの裏付けを話しに行こうと思っていつもお店に立っています。
作る方は、幸い素晴らしいスタッフが一人来てくれています。
また、外部で本当に信頼できる方を見つける努力も続けています。
自分が縫うことはやめませんが、配分は「お会いする」方に傾けていきます。
その上で健全に運営できるように、来年は大きな決断をしようとも思っています。
離れるお客様もいるかもしれません。
それはまた改めてご報告いたしますので、変わらずホーローシャツをよろしくお願いします!
そしてまずは、佐賀で多くの方とお会いできるのを楽しみにしています!
受注会の詳細はこちらから!