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記事: 夏の素材はこれ『SAZANAMI COTTON』

夏の素材はこれ『SAZANAMI COTTON』

夏の素材はこれ『SAZANAMI COTTON』

今年も真冬の『シャツ屋のTシャツ』先行予約が始まりましたが、今年のTシャツは生地が一味も二味も違います。

2026年は、静岡県掛川市にある「福田織物」のシャリっと柔らか気持ちいいコットンを採用し、Instagramでのアンケート結果をもとに色を別注(BLACK / NAVY / MUSTARD)しました。

ナチュラルすぎない細かな皺と涼しげなイメージから僕がさざなみを連想し「SAZANAMI COTTON」と名付けました。

皆さまが、夏の素材といってまず思い浮かぶのは「リネン」だと思うのですが、このコットンはそのリネンに全く劣らない夏の最適素材だと思っています。

表面の細かな皺とシャリ感

軽さと柔らかさ

洗濯ジワへの耐性と速乾性

ナチュラルな見た目になりすぎない清潔感

挙げると良いことがたくさんなのですが、ここから福田織物さんの解説も交えて詳しくご紹介していきます。

 

「コットンボイル」という素材

今回採用している「ボイル」とは、強撚糸(きょうねんし)を使った織物のことで、織り上がりは硬さがありますが、のちの加工でこの撚りが戻り、シャリっと肌離れのいい質感が生まれます。

※「強撚糸」とは、下の図のように撚る(ねじる)回数を多くした糸のことで、強く重みが出るので、織物にした時に美しいドレープが出やすくなります。
また「撚りが戻る」というのは、ギュッと強くねじられていた糸が、加工でリラックスすることでほぐれるようなイメージです。

ボイルの特徴まとめ
・撚り戻りで生まれる凹凸=肌離れ良好・さらっとした肌触り
・シワになりにくい特性と、隙間が増えることで通気・速乾性にも優れる
・生地の表面にでる毛羽が少ないため清涼感のある表情

リネンとの比較

夏の涼しい素材の代表といえばリネンですが、今回の「SAZANAMI COTTON」も、負けず劣らずの涼しさを実現しています。
では、リネンと比較した時にどんなよさがあるか見てみましょう。

【リネン】
・繊維が丈夫でコシがある分、摩擦がおきやすい
・伸びにくく形崩れしにくいが、一度できたシワが戻りにくい
・毛羽や節による表情が豊かで、ナチュラルな雰囲気
【SAZANAMI COTTON】
・繊維の強度は劣るが、摩擦係数が低く肌あたりが優しい
・比較的柔らかく、かつ強撚糸を使っているため、シワの戻りが穏やか
・強撚糸のおかげで毛羽立ちにくく、清潔感のある見た目
いかがでしょうか?
リネンのあの独特の表情と上品な光沢は得られませんが、『シャツ屋のTシャツ』に求められる、快適で手入れが楽、そして清潔感があるという条件をバッチリ満たしていることがわかります。

涼しくて軽くて、透けないの?

こんなに軽くて涼しい生地だと、気になった方もいるかもしれない「透け」ですが、結論から言うと「透けにくい」です。
(白は残念ながら透けやすく、採用を見送りました…が、別の透けにくい綿麻生地でご用意していますので、ご安心ください)

透けにくい理由
・福田織物が生地を織る際に、密度を最適に調整してくれている
・しっかり色が入っている
・細かなシワによる生地の奥行き

せっかく涼しく着ようと思っても、透けてしまっては一枚でサラッと使えません。

今回の素材選びはそこも妥協せずに「軽くて涼しいけど透けにくい」にこだわり、まさに夏の服の最適解を作りあげました。

ということで、素材の紹介が長くなってしまいましたが、それだけ熱く語りたくなる素晴らしい素材を採用できた今年の『シャツ屋のTシャツ』をぜひ早く手に入れてください!

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