お手入れについて
せっかく手に入れた自分にピッタリのシャツはなるべく長く着たいですよね。 お気に入りの服と長く付き合うために大切なのは「お手入れ」。
ここでは、お客さまご自身でできる洗濯方法についてご紹介したいと思います。
洗濯機を使いこなしてみましょう!
みなさんは洗濯機をどう使っていますか?
適当に洗濯物を入れて「自動」「おまかせ」をピッと押しておしまいの方も多いかもしれません。それでも悪くはないのですが、洗いざらしを綺麗に着たり、良い状態を長く保つにはちょっとした工夫があるんです。
どうしても手間は増えるので、自分でできそうなところからやってみてくださいね!
では順を追ってご紹介します。
洗濯物をネットに入れる
これはやっている方も多いかもしれません。
袖が長いシャツやタオルは他の洗濯物と絡まりやすく、これがダメージやシワの元になってしまいます。
ネットは、洗濯物どうしの絡まりを防ぐ大切な役割を果たしていますので、ぜひ使いましょう!
洗濯物は八分目まで
一回で洗濯を終わらせようと、洗濯物をギュウギュウに詰め込んでしまいがちですが、ここは我慢。その時絶対洗わないといけないものを考えて八分目くらいまでに量を減らしましょう。
たくさんの洗濯物が入っていると、せっかく落とした汚れをすすぎきれず、洗濯物に汚れや洗剤が残ってしまいます。
これが続くと「なんだかこのタオル臭くなってきたな…」ということに…!
ちゃんと汚れを落として「すすぐ」のが、さっぱり洗濯物を洗うコツです!ここ大事です!!!
ポイントは
・八分目までの洗濯物
・たっぷりの水(50lくらい)
・すすぎは2回以上(タオルは3回推奨)
ですので意識してみてください!
また、写真のように、洗濯機のスタートボタンを押す前に桶などで水を注いで洗濯物を濡らしておくのはちょっとした裏技。
洗濯機が自動で注いだ水を、洗濯物が吸って水位が下がるのを防げるので、よりたっぷりの水で洗濯できます!
短めの脱水でシワを伸ばしやすく
「脱水時間」も、ぜひ手動で短く設定してください。
洗濯物を干すときに、すでに水分が絞り取られていると、そこからシワを伸ばすのはかなり難しいです。
ある程度水分が残った状態で形を整えて干すと、アイロンしなくても綺麗に「洗いざらし」のシャツが着られます!
脱水時間ですが、暖かい時期なら「2分」で十分ですし、夏なら1分でも朝干してお昼には乾いてしまいます。
どんなに長くても脱水は3分にして、冬なら暖房の風を当てるなど工夫して乾かしてみてくださいね。
シャツを綺麗に干す
さあ、ここで頑張れば清潔感のある「洗いざらしのシャツ」が着られますので、ちょっと気を配って干してみてください。
まず洗い終わったシャツを洗濯ネットから取り出したら、襟を両手で掴んでバサバサと振ります。(周りにぶつけてボタンが欠けたりしないように注意!)
そして、ここは好みになりますが、襟を引っ張り、シワを伸ばして、襟を立ててハンガーにかけます(襟の形を整えるのも◯)
第1ボタンと第2ボタン、第5ボタンくらいを留めて形を整えます。ボタンを留めた方が身頃に大きなシワができにくいのでオススメです。
袖口(カフス)も襟と同じように引っ張りシワを伸ばします。そして、ハンガーをどこかにかけた状態でシャツのカフスを握って、袖のシワをほぐすイメージでバサバサと袖を振ります。
ここまでシワを取ればかなり綺麗に「洗いざらし」で着られるようになりますので、ちょっと手間ですがやってみてください!
乾きやすい素材のものは、日陰や部屋で干すと色褪せしにくくてより良いです。
スチーマーを使ってシワを伸ばす
それでも気になるシワ…でもアイロンかけている時間はない。
そんな時に役立つのが「スチーマー」です。
服をハンガーにかけた状態で使うのですが、シワを伸ばしやすくするちょっとしたコツがありますのでご紹介します。
・服の端を持ってピンと張り、そこにスチームを当てる
・身頃など空間がある場所は、スチーマーを中に入れて裏から当てる
これだけでしっかりシワが伸びてくれますので、お試しください。
おすすめの洗剤たち
洗剤は好みがありますので、あくまでホーローシャツ代表の窪田が日常的に使っているおすすめとしてご紹介しますが、お役に立てれば幸いです。
・SARAYA ヤシノミ洗濯洗剤
とにかく無香料の洗剤を探した結果辿り着いたのがこの洗剤です(ファーファのも良いと思います)。
洗浄力や洗い上がりもよく、しっかりすすいで洗剤が残らないようにすれば柔軟剤いらず。お値段が手頃なのも毎日使うものですので助かります。
・エマール
おしゃれ着洗いといえばのエマールですが、うちでも使っています。カシミヤのニットやマフラーも自宅で洗うのですが、これ一本でバッチリです。色褪せが気になるシャツもこれで洗えば多少防ぐことができますので、面倒でなければ使うといいですよ。
・ザウトマン(Yシャツザウトマン)
とはいえ、しつこいシミが残ってしまったり、襟が黄ばんでしまうこともありますよね。
そんな時はこれ。トロッとした液体を付けて、揉んで馴染ませてから洗濯すれば、かなりの汚れが落ちてくれます。
特に「Yシャツザウトマン」は感動すると思いますのでお試しあれ!
ということで、できるところからでもお手入れの工夫をして、大事な服を長く、そしてたくさん楽しみましょう!