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早いもので、もう2019年が終わろうとしています。
今年も各地でたくさんの方にお会いして、たくさんシャツを作りました。
来てくれているスタッフも技術を磨いてくれて、本当に頼りになる存在になりました。
外部で縫製をしてくれるパートナー探しも始めて、慎重にですが取り組みをスタートさせようとしています。
そして、今年のハイライトといえば『会話とオーダーメイド』の開催です。
11月、新しいオーダーメイドのイベントが始まります。
『会話とオーダーメイド』と言います。
というか始めます。
そう、企画はホーローシャツです。
何かをオーダーするってちょっと緊張するし(お客様を見ていてもそう感じます)、誰にどうお願いしていいかわからない。
ハードルが高いイメージありますよね?
正直、シャツ以外の分野だと僕も知らない事だらけ。
でも、例えば身近に家具を作っている知り合いがいたとして、その人の作品を格好いいと思っていたら「オーダーしてみようかな」と思いますよね。
この『会話とオーダーメイド』では、そんな知り合いを増やすような気持ちで来ていただきたいんです。
もちろん、その場でビビッときてオーダーするのもいいと思います。
ちょっと見て、話を聞いて、なるほどこういう人がいて、こんな風に(値段も含めて)オーダーできるのか、と引き出しを増やして帰るもよしです。
もしかしたら数年後に、あの時知っておいてよかった〜!という事があるかもしれません。
出展者は、みなさんオーダーでものづくりする事を生業にしていたり、このイベントだからオーダーを受けるという方々。
靴、ニット帽、家具、絵、刺繍、ガラス什器、はたまた似顔絵やコーヒー、サンドイッチまで(シャツもね)。
お目当の方だけでなく、いろんなオーダーの形を知っていただけると思いますので、ぜひゆっくりしにいらしてください。
ホームページも公開されました!
事前予約が必要な出展者やイベントもありますので、随時こちらでお知らせしていきますね。
このイベントは一体…?というお問い合わせなどは
kaiwatoorder@gmail.com
までお願いいたします。
三連休の土日、11月2日と3日はぜひ予定を開けておいてください。恵比寿に集合です!
この秋、ご一緒することの多そうなオーダー靴のブランド『delightful tool』。自分でも履いているこの靴がどうやってできているのか、あるやりとりがきっかけで気になってしまい、じっくりお話を聞く機会をいただきました。
ホーローシャツと同じオーダーという形で靴を作るdelightful toolの寺田さん、出会った時に「ご自身で作られているんですか?」と聞いて返ってきたのが「いや、僕は作っていないんです」
質問した方の僕は、「あ、つい自分を中心に考えた質問をしてしまった」と反省したのもつかの間、その「作っている方と寺田さんのやりとり」に興味が移っていました。
神戸にアトリエ・ショップを構える靴のブランド『Anchor Bridge』、ここがdelightful toolの製造を担っています。地盤とも言える製造現場を知らずしてブランドの全体を理解することはできないと思い、Anchor Bridge主宰の村橋さんにお話を伺いに寺田さんと神戸に向かいました。
この秋、ホーローシャツのセミオーダーが新しくなりました。
どう新しいのか、どんな仕組みになったのか、簡単に説明できればと思います。
大まかなオーダーの流れは下記の通り。
①ご試着(ユニセックスのXS〜L)でサイズ選び
↓
②襟の選択
↓
③生地とボタン選び
↓
④オプションの選択
おそらく実際は①〜④を順不同で行ったり来たりしながら決めていくことになると思いますが、便宜上流れにして表しました。
シャツのシルエットについては、これまでのセミオーダーシャツをご存知の方にはおなじみの、少しゆとりのあるものから変更はありません。
襟も低めで余計な装飾はほとんどありませんので、力を抜いてカジュアルに着たいという方にはオススメの形です。
逆に、スーツの下に着るためのビシッと決まるシャツをお探しの方にはご満足いただけないかもしれません。
毎日でも着たい「普段着のシャツ」です。
新しいポイントとして重要なのが「襟が選べる」ということ。
写真の「ボタンダウン」の他に「丸襟」「バンドカラー」そして今までの「レギュラー」という4種類から選んでいただけます。
丸襟
バンドカラー
レギュラー
どれを選んでいただいても「力を抜いてさりげなく」というコンセプトは崩れませんので、そんなシャツをお探しの方はぜひいろんなサンプルをご試着いただきたいです。
生地についても、100種以上の中からお選びいただけます。
特に、今回のリニューアルに合わせて色を拡充した綿麻の柔らかい生地は、その触り心地と発色を確かめていただきたいです。自信作です。
ボタンについても10種+αの選択肢がありますので、きれい目にするにもカジュアルにするにも、ここで舵を切ることが可能になりました。
そして、さらに自分に合ったものにするためのオプションも増やしています。
袖丈と着丈の調整はこれまで通り行います。この二つがぴったり合うとより「自分のもの」になった感覚が強くなると思います。
そして、今までLサイズでも小さいと感じられた方、あえてゆったり着たい方にご提案できるものが少なかったのですが、XLサイズをオプションとしてご用意しました。
そして最後の「染まるボタン」。
一部の後染めを施す生地にしか使うことができないのですが、生地と一緒に特殊なボタンを染めることで、また新鮮な表情を楽しむことができます。
藍染めでも使えますので、よりシックな雰囲気のシャツをご希望の場合はこれをオススメします。
これからこのセミオーダーを中心に全国回りますので、「おっ!面白そう!」と思ってくださった方はどこかでお会いできるのを楽しみにしています。
2019年の予定は「受注会」カテゴリーの投稿をご覧いただければ幸いです。
こんにちは。
この夏はアトリエ移転を予定していたり、新しい仕組み作りのために動き回ったり、やっぱり余裕なく過ぎ去って行きました…
そして、なんだか朝晩に秋の気配を感じるようになってきたので、慌てて9月からの予定をお知らせします!
9月14日(土)〜16日(月) 広島 84
10月12日(土)〜14日(月) 横浜 Euphonica
11月2日、3日 恵比寿 『会話とオーダーメイド』企画・出展
11月9日(土)〜17日(火) 佐賀 PERHAPS (10月から予定変更になりました)
11月22日(金)〜12月1日(日) 豪徳寺 niente
ひとまずこんな感じです。
生地のラインナップに新色が追加されたり、セミオーダーの型も増える予定です。
その時々に更新される内容をお楽しみに!!
アトリエにお越しください!
2年間制作をしてきたアトリエを、一日だけ開放して皆様に来ていただけるようにします。
たくさん溜まっているシャツ生地のハギレや使わなくなった備品の販売を中心に、入れ替えを予定しているシャツのサンプルをお安くお譲りすることも考えています。
(サイズがある程度合う方にお譲りしたいので、当日ご試着をお願いします)
場所は下記の通りです
イラストレーターの竹田嘉文さんに描いていただいたこの通りの見た目です!
駅から10分ちょっと歩きますが、国分寺駅の南口から『ぶんバス』という巡回バスが1時間に3本(毎時00分20分40分)出ていますので、それをご利用いただくのがいいかもしれません。暑いですし…
「東元町一丁目」の停留所で降りていただければ目の前です!
ちなみに、一つ前の停留所「元町駐在所」で降りると、「コロッケの丸愛」という揚げ物屋さんがあってオススメです。もぐもぐしながらいらしてください。
それではゆるりとお待ちしておりますので、ぜひお越しください!
いつもホーローシャツでシャツをオーダーくださっている皆様、ご興味をお持ちくださっている皆様に大切なお知らせです。
2014年にスタートしてから、フルオーダーのシャツをメインに活動してきましたが、2019年6月末で一旦フルオーダーの型紙制作「新規受付」を休止することにしました。
といっても、フルオーダーを辞めるわけでは全くありません。
すでに一度フルオーダーしてくださって型紙をお持ちの皆様は、その型紙で引き続きオーダーいただけますのでご安心ください。
ではなぜ休止するのか。
昨年から今年にかけて、納期が大幅に遅れてしまうことが続き、皆様に多大なご迷惑をおかけしてしまったことが大きな要因です。これには本当に大きな危機感を覚えました。
そこで、じっくり時間をかけて行う型紙作りから一度離れ、安心してオーダーいただける体制を整えるための時間が必要と判断しました。
休止中は
・歩みを共にできる縫い手を探すこと
・自信を持っておすすめできる生地のさらなる充実を図ること
・セミオーダーシャツの充実
などを行なって、よりしっかりした足場を作るために時間を使いたいと思います。
本来であれば、お客様お一人お一人にご説明するべきところを、この場を借りてお伝えする形になってしまったこと、ご容赦ください。
しばらくメインの活動になるセミオーダーシャツですが、サイズ展開やモデルの充実をしながら、「オーダーの楽しさ」をたっぷり感じていただけるものにしていきますので、ご期待ください。
そして、これからもホーローシャツの成長を見守っていただければ幸いです。
holo shirts. 代表 窪田健吾
今年もスパイス香る熱い夜がやってきます…
hako galleryでの受注会に合わせて、太田夏来さんによるスリランカカレーを楽しむ会を開催します!!
“sri lanka night”
6月15日(土)16日(日)
18:30〜20:00
hako gallery
東京都渋谷区西原3-1-4(代々木上原)
03-5453-5321
(去年より時間設定短いですけど、結構皆さん残っておしゃべり楽しまれていたので、今年もぜひ!)
スリランカ料理を現地風にじっくり「手で」楽しむ食事会です。
とても悲しい事件もあったスリランカですが、人々の笑顔が素敵で、でもちょっとシャイで、お母さんが強くて、景色が美しい場所なんだなということが、なっちゃんの話から伝わってきます。
そんなスリランカのお話を聞きながら、10種類以上のおかずと主食のお米を好きなように盛り付けて、お皿の上で混ぜ合わせ、自分の手で口に運びます。
料理自体が絶品なのはもちろん、手の温もりなのかなんなのか、いつもの食事とは違う新鮮な体験をしていただけるはずです。
去年は、全然手を汚さずに上手に食べる方、ぐちゃぐちゃになりながら一生懸命食べる方、ご自分でカレーを作られる方、いろんな方にお越しいただきましたが、とにかくみなさんいい顔されてました。
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食事会は事前予約制となっております(定員各日10名先着順)。
・料金:5000円(税込/1ドリンク・デザート・紅茶付き)
・ご予約方法:メールにてお申し込みいただきます。
件名を「スリナイ」として
(参加希望日(6/15 or 16)・お名前・お電話番号・人数)を明記のうえ
info@holoshirts.comまでご連絡ください。
※キャンセルについて
お申し込み後のキャンセルはご遠慮ください。
ただ、どうしても来られなくなってしまった場合、代理でどなたかがいらっしゃるのは構いませんので(むしろ歓迎です!)、ご理解よろしくお願いします。
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【予約状況】
6月15日 満席
6月16日 満席
太田夏来さん
フードデザイナー/出張料理人
京都の料理家大原千鶴氏のアシスタントとして和食を学ぶ傍ら、スリランカにてアーユルヴェーダ料理や家庭料理を学ぶ。
現在は出張料理、料理教室やワークショップ、レシピの提供や撮影のスタイリング、スリランカへのツアーコーディネートなどを行っている
HP natsukiota.tumblr.com
instagram: @nat_ota
ここで詳しく書くことができずにいましたが、念願だった藍染シャツをみなさまに選んでいただけるようになりました。
先日、島根県安来市にある藍染の工房「天野紺屋」に行き、染めの様子を見させてもらいながら染めの仕組みや特徴を伺ってきました。
藍染の美しさは誰もが認めるところだと思うのですが、その特性については誤解も多いのではないかと感じています。
「洗濯すると水が真っ青になるのではないか」
「色移りしやすいのではないか」
もちろんそういう側面が全くないわけではありません。
多少は面倒な部分もあるかもしれません。
でも、扱いのコツとアフターケアの存在を知れば、あまり気を使わなくても大丈夫なんです。
そんなことを知っていただいて、ご納得いただける方に使っていただきたい。
だから、オーダーという形は藍染のシャツをご提案するのにぴったりの形だと思っています。
ただ売って終わりではなく、着ていく中での変化を楽しめること、お手入れしたいと思った時に相談できる相手がいること、それによって長く着られることが大事だと思っています。
そんな藍染シャツをオーダーいただける受注会を都内で開催します。
『普段着のシャツのオーダー会』
6月15日(土)〜17日(月)
11:00〜18:00
hako gallery
東京都渋谷区西原3-1-4(代々木上原)
03-5453-5321
【セミオーダー】
【フルオーダー】
※シャツのお届け時期について:10月末を予定しております。
染めムラによって生まれる色の奥行きなのか、いい意味での雑味なのか、藍染の色って本当に見ていて飽きません。
たくさん着て、洗って、干して、使用感が出てくるのは当然のことです。個人差もあります。
だからいいんだと思います。
紫外線によって色褪せする藍染は「染め直し」をすることで、色が生まれ変わり、また長く着ることができます。
それぞれの歴史を重ねながら豊かに育つ藍染のシャツをぜひ手に入れていただきたいです。
そして…
『sri lanka daylight cafe』
12:00〜16:00(最終日〜15:00)
今年もなっちゃんこと太田夏来さんに、絶品スリランカカレーを作っていただきます。
なぜスリランカ?なぜカレー?
島根在住のなっちゃんは、今回の企画を成立させる上で大切な役割を…いや、美味しいものが食べられるのに理由なんか必要でしょうか?
甘いや辛いを混ぜながら、自分の塩梅で食べ進めるカレー、お楽しみに。
太田夏来さん
フードデザイナー/出張料理人
京都の料理家大原千鶴氏のアシスタントとして和食を学ぶ傍ら、スリランカにてアーユルヴェーダ料理や家庭料理を学ぶ。
現在は出張料理、料理教室やワークショップ、レシピの提供や撮影のスタイリング、スリランカへのツアーコーディネートなどを行っている
HP natsukiota.tumblr.com
instagram: @nat_ota
またこれが食べられるなんて最高です…